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経年劣化

スキー用品は永久的なものではなく、年数と共に劣化してくもの。
だからこそ長く使用するためのメンテナンス法や

どのタイミングで買い替えるべきなのかなどを知っておきましょう。

経年劣化とは

経年劣化とは

スキー道具は使用頻度や経年により劣化することがあります。

経年劣化によって道具の性能が低下してしまうと、
スキーの安全性や快適性に影響を与えてしまいます。

適切なタイミングで買い替えやメンテナンスが必要です。

スキーブーツの経年劣化

スキーブーツの経年劣化

①プラスチックシェルの劣化

特徴:
プラスチック素材は時間が経つと劣化し、柔軟性が低下します。
これにより、ブーツのフィット感やサポート力が低下します。
症状:
シェルが硬くなり、ひび割れや割れが生じることがあります。
また、履き心地が悪くなることもあります。

②インナーブーツのへたり

特徴:
インナーブーツは使用とともに圧縮され、フィット感が失われます。
症状:
インナーブーツがつぶれてしまい、足のサポートが不十分になることがあります。
これにより、ブーツの中で足が動きやすくなり、操作性が低下します。

③バックルやストラップの劣化


特徴:
バックルやストラップも使用とともに摩耗し、破損することがあります。
症状:
バックルが壊れたり、ストラップが緩んだりすると、
ブーツの締め付けが不十分になり、フィット感が損なわれます。

スキー板の経年劣化

スキー板の経年劣化

①コア素材の劣化

特徴:
スキー板の内部コア素材(ウッドコア、フォームコアなど)も時間が経つと劣化します。
症状:
スキー板のしなやかさや反発力が低下し、滑走性能が悪くなります。

②エッジの摩耗

特徴:
スキーのエッジは雪や氷との接触で摩耗し、鋭さが失われます。
症状:
エッジが鈍くなると、ターン時のグリップ力が低下し、コントロールが難しくなります。

③ベースの損傷

特徴:
スキー板のベース(滑走面)は使用中に傷がついたり、酸化したりすることがあります。
症状:
ベースの滑走性が悪くなり、スピードが出にくくなります。

スキーバインディングの経年劣化

スキーバインディングの経年劣化

①スプリングの劣化

特徴:
バインディング内部のスプリングの周りについているグリスが硬化し、反発力や瞬発力がなくなっていきます。
症状:
適切な解放値(DIN値)を維持できなくなり、安全性が低下します。

②プラスチックパーツの劣化

特徴:
バインディングのプラスチックパーツも劣化しやすいです。
症状:
プラスチックパーツが割れたり、変形したりすると、バインディングの機能が使用できなくなります。

買い替えの目安

買い替えの目安

スキーブーツ:
一般的には、3〜5年を目安に買い替えを検討される方が多いです。
頻繁に使用する場合や経年劣化が顕著な場合は、早めの買い替えをしましょう。
スキー板:
スキー板の寿命は使用頻度にもよりますが、5〜8シーズンを目安に買い替えを検討します。
特に競技用やハードな条件で使用する場合は、より早い買い替えを推奨しています。
スキーバインディング:
スキー板買い替えのタイミングでバインディングを買い替える方が多いです。
ただし、定期的な点検とメンテナンスが重要です。

経年劣化は避けられないものですが、適切なメンテナンスと定期的な買い替えを行うことで、
安心・安全にスキーを楽しむことが出来ます。
買い替えをご検討の方、目安が分からない方は、スキー用品店へのご相談をご検討ください。

スキーの道具選びや修理・調整等のご相談はAREA ONEまで!

店名
スキーヤーズピットエリア1
住所
〒465-0061
愛知県名古屋市東区高針一丁目707 メゾンドール高針1C